
2011年05月03日
死なない人って?!
キャンディーズのスーちゃんが先週亡くなりました。
子供の頃、僕にとって最初のアイドルグループそれがキャンディーズでした!!
少しぽっちゃりしてたスーちゃんは友達のお母さんにそっくりで
スーちゃんは山田くんのお母さんなんだって本気で信じてました!(笑)
先週はいろんな形でそんなキャンディーズそして田中好子さんの
人生についてTVで紹介されました。
告別式の会場で流された肉声テープのメッセージ本当にビックリしました。
今回の東日本大地震でいろんな人が、被災者に応援メッセージを発して
いますが、スーちゃんの言葉ほど、心に響くメッセージはなかったんじゃない
でしょうか?
少なくとも僕自身そう思うくらい、心から勇気づけられたし、今こうして幸せ
に生きている人間としての大きな使命というものを実感させられました。
あんなにいつも元気で明るく太陽の様だったスーちゃんが、息も絶え絶えに
苦しそうにしぼり出すように発してくれたメッセージには、命と引き換えに
でも被災者の方に、少しでも 役立ちたいという魂の声が響いていた。
そしてスーちゃんの愛と感謝の心が溢れていた。
実の弟、そして友人で、義理妹である夏目雅子さんを癌や白血病で亡くし、
若くして、強い使命感を持ってアイドルから女優に転身したスーちゃん
その後、見事日本を代表する女優にまで上り詰め、同時に様々な社会貢献活動に
も従事し、皮肉にも自らも乳癌と闘いながらも、20年以上誰にもそのことを語ら
ず、ひらすら明るく精力的に生きてこられたその姿に涙が止まりませんでした。
人間は亡くなった時、初めてその人の人生が真に評価されるとかいうけど、
こんなに可愛く、キュートにそして優しく、明るく、強く、清潔で、まっすぐな
ままに美しく歳を重ねて亡くなっていった人をぼくは初めて見た気がします。
愛と感謝に溢れたメッセージの中で、スーちゃんが漏らした『もっともっと女優
の仕事を続けたかった』という言葉は、明るく前向きなスーちゃんの言葉として
唯一違和感を感じた部分でした。
スーちゃんほどの人だったら、弱気な言葉を出した瞬間にどんどん弱くなって
しまうことを重々承知したはずなのに、あえて『生』に対する執着心のようなものを、
剥き出しにして悔しげに発していたのは、震災で生きる希望を失ってしまっている
被災者の人や、震災後、言葉にできないような虚脱感に覆われてしまっている
私たち日本人に、命の大切さ・尊さをあえて、自らの命を削って伝えてくれたよう
に思います。
人は二度死ぬって言います。
一つ目の死は肉体の死
そして二つ目の死は?というと、
それはその人のことを覚えている人が
この世から全くいなくなってしまう
ということ。
僕がスーちゃんに与えたものって・・。残念ながらないな~
でもスーちゃんが僕に与えてくれたものって限りなく一杯あります!!
キャンディーズの歌に乗せた楽しい思い出の数々、映画やドラマでもらった
楽しさ・感動それだけでもすごいのに、人生そのものに強いメッセージ
を頂いた気がします。その生き方に無償の愛を感じます。
スーちゃんは亡くなったけど、私たちの心に永遠に生き続けていくことでしょう。
そしてそんなスーちゃんの無償の愛をしっかりと受け止め、ほんの少しでも
見習って誰かに何か与えれる人間になっていきたいです。
田中好子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


子供の頃、僕にとって最初のアイドルグループそれがキャンディーズでした!!
少しぽっちゃりしてたスーちゃんは友達のお母さんにそっくりで
スーちゃんは山田くんのお母さんなんだって本気で信じてました!(笑)
先週はいろんな形でそんなキャンディーズそして田中好子さんの
人生についてTVで紹介されました。
告別式の会場で流された肉声テープのメッセージ本当にビックリしました。
今回の東日本大地震でいろんな人が、被災者に応援メッセージを発して
いますが、スーちゃんの言葉ほど、心に響くメッセージはなかったんじゃない
でしょうか?
少なくとも僕自身そう思うくらい、心から勇気づけられたし、今こうして幸せ
に生きている人間としての大きな使命というものを実感させられました。
あんなにいつも元気で明るく太陽の様だったスーちゃんが、息も絶え絶えに
苦しそうにしぼり出すように発してくれたメッセージには、命と引き換えに
でも被災者の方に、少しでも 役立ちたいという魂の声が響いていた。
そしてスーちゃんの愛と感謝の心が溢れていた。
実の弟、そして友人で、義理妹である夏目雅子さんを癌や白血病で亡くし、
若くして、強い使命感を持ってアイドルから女優に転身したスーちゃん
その後、見事日本を代表する女優にまで上り詰め、同時に様々な社会貢献活動に
も従事し、皮肉にも自らも乳癌と闘いながらも、20年以上誰にもそのことを語ら
ず、ひらすら明るく精力的に生きてこられたその姿に涙が止まりませんでした。
人間は亡くなった時、初めてその人の人生が真に評価されるとかいうけど、
こんなに可愛く、キュートにそして優しく、明るく、強く、清潔で、まっすぐな
ままに美しく歳を重ねて亡くなっていった人をぼくは初めて見た気がします。
愛と感謝に溢れたメッセージの中で、スーちゃんが漏らした『もっともっと女優
の仕事を続けたかった』という言葉は、明るく前向きなスーちゃんの言葉として
唯一違和感を感じた部分でした。
スーちゃんほどの人だったら、弱気な言葉を出した瞬間にどんどん弱くなって
しまうことを重々承知したはずなのに、あえて『生』に対する執着心のようなものを、
剥き出しにして悔しげに発していたのは、震災で生きる希望を失ってしまっている
被災者の人や、震災後、言葉にできないような虚脱感に覆われてしまっている
私たち日本人に、命の大切さ・尊さをあえて、自らの命を削って伝えてくれたよう
に思います。
人は二度死ぬって言います。
一つ目の死は肉体の死
そして二つ目の死は?というと、
それはその人のことを覚えている人が
この世から全くいなくなってしまう
ということ。
僕がスーちゃんに与えたものって・・。残念ながらないな~
でもスーちゃんが僕に与えてくれたものって限りなく一杯あります!!
キャンディーズの歌に乗せた楽しい思い出の数々、映画やドラマでもらった
楽しさ・感動それだけでもすごいのに、人生そのものに強いメッセージ
を頂いた気がします。その生き方に無償の愛を感じます。
スーちゃんは亡くなったけど、私たちの心に永遠に生き続けていくことでしょう。
そしてそんなスーちゃんの無償の愛をしっかりと受け止め、ほんの少しでも
見習って誰かに何か与えれる人間になっていきたいです。
田中好子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


Posted by キッシー at 02:21│Comments(0)